製本用語集

やまととじ (大和綴じ)

表紙は唐本仕立のような切りつけの場合や普通の和本のように掛け表紙の場合もある。角布は仕立て方によってつけたり、つけなかったりする。つけるときは普通の和本より長め。綴じ方は4カ所を目打ちで穴をあけ、2本のばら糸を通して2ずつ結んで綴じる。平紐で結んだものを「平目大和」、結び目の左右に二つずつ穴を空け十文字に結んだものを「四つ目大和」という。いずれも外台(げだい)は表紙の中央 天寄りに貼る。アルバムや図録などの大型の本にも採用される。