天然の色素、または石油系・コールタール系の芳香炭化水素を主原料にして作られる合成染料。繊維などを染め付ける。顔料が水に不溶性であるのに対して、染料は一般に水溶性である。色素としては特に色の彩度に優れている。手帳製本は、小口の艶出し(磨き)に染料を使う。着色箔(染料で着色した)で表紙を装飾したり、染料で小口色付けする製本は多く行われている。