製本用語集

のりさし (糊差し)

線状に糊をひくこと。あるいは点々と糊をいれること。線糊(ソリッド ライングルー)、点糊(スポット グルー)のときの糊をつける作業を「糊さし」という。紙面一面に糊をひくベタ糊に対する言葉。 手作業で行う別丁の貼り込みは、糊を刷毛で2.5~3mmほど差して貼りつける。巻頭部分の貼り込み以外は、8ページ・16ページなどの折り本の裏側(偶数ページ)に糊差しして別丁を貼り込みする。別丁に糊をつけて1枚ずつ貼ってゆく方法を「一枚貼り」という。