天吊りカレンダーに使用される吊り下げるための棒。綴じる側の中央に30mmほどの径の半円をくり抜き、その両側にリングを通す。本のサイズより短い鉄棒(直径1~1.5mm。メッキまたは樹脂コーティングを施したもの)の中央を半円形に曲げてリングの中に通す。天吊りの棒が短い場合は、本の曲がりを防ぐため30~80mmぐらいの幅の厚ボールを本文と一緒に綴じる場合もある。天吊りの長さが本と同じくらいの場合はこの必要はない。ヨーロッパの機械ではリングと一緒に天吊りを同時に綴じるのが普通である。