フランスの有名な愛書家ジャン・グロリエ(Grolier,Jean,1495 1565)が,その趣味に合わせて製本させた装丁様式。幾何学的な線を巧みに使用したもの,または,唐草模様(Moreque)に,幾何学的な線を配合したものなどがあり,当時に約8,000冊の蔵書をもっていたという。