業界の動き【2018年7月】

包装容器市場6兆1,495億円 ◆日本包装技術協会

 日本包装技術協会は日本で出荷される包装・容器の出荷金額・数量および包装関連機械の生産金額・数量を年別に調べ公表した。それによると、平成29年の包装産業の規模は、包装・容器出荷額と包装関連機械生産金額を合わせると、前年比99.9%の6兆1,495億円だった。平成29年の包装産業の規模の出荷額と数量をそれぞれみると、包装・容器出荷金額は前年比99.6%の5兆6,528億円とマイナスに動いたが、包装関連機械生産金額は前年比103.4%で4,967億円となった。なお、数量については、包装・容器出荷数量が前年比102.2%の1,944.4万トン、包装関連機械生産数量も前年比101.2%の359億5,000台である。

モデル就業規則改定セミナー ◆東印工組

 東京都印刷工業組合の環境労務委員会とダイバーシティ推進委員会は6月7日、東京都中央区のモトヤ会議室で、『モデル就業規則による就業規則の改定セミナー』を開催した。特定社会保険労務士の小倉絵里氏(GIMS)を講師に招き、9年振りに改定したモデル就業規則の改定ポイントを解説。引き続き、育児介護休業法やストレスチェックなどの近年の法改正について触れ、今国会で成立が進む働き方改革法案を含んだ規定改正について、長時間労働の是正や休み方改革、高齢者雇用や在宅勤務といったダイバーシティへの対策などを説明した。

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