若手主婦の3人に2人が参院選の実施を「知らない」
主婦の選挙認知率・投票率向上で、選挙プラン強化
凸版印刷が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、Shufoo!ユーザー6万7,344名を対象に選挙に関する意識調査を実施した。それによると、20~30代主婦の62%が実施されることを「知らなかった」と回答し、3人に2人が参議院議員選挙の実施を認知していないという結果が明らかとなった。この認知度については、40代の主婦を含めても半数以上の54%が「知らなかった」と回答している。
なお、過半数以上の20~30代主婦が、選挙について知っていれば投票する意向があることも判った。20~30代主婦の52%が、選挙があることを知っていれば「投票する」と回答しており、40代主婦を含めると56%が選挙について知っていれば「投票する」意向がある。さらに20~30代主婦の94%が、期日前投票制度について「知っていた」、72%が選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを「知っていた」という結果である。
選挙に関する情報収集については、20~30代主婦で最も多かったのが「テレビ」85%だったが、「インターネット」が25%あり、「選挙ポスター」の28%に次ぐ利用度の高さだった。
こうしたアンケート調査から、選挙に関する情報に接触する機会さえあれば、20~30代主婦にも情報がきちんと認知され、選挙の投票率が向上する可能性があることが伺える。つまり、若年層の選挙離れが著しいと言われているが、選挙に関する情報が認知されているかが、課題の一つであるといえる。
このことからもShufoo!では、7月の参議院議員選挙の実施にあたり、メインユーザーである20~40代前半の主婦へ選挙の認知促進を目的とした『政党および自治体向けのチラシ掲載プラン』を強化、提供していくとしている。